第2回 社交ダンスの種類

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ダンスホールマルコ 丸山良仁

競技ではない社交ダンスを語るといっても、何のことだかピンとこない方も多いと思う。まずは社交ダンスの目的から見た分類に関して説明をさせて頂きたい。

社交ダンスの世界は、実に様々な楽しみ方がある。 私の中では、大きく競技系・舞台系・社交系の3つのカテゴリに分かれている。 それぞれを掘り下げるとまた細かく分かれていくのだが、ここでは簡単にそれぞれの違いを話していこうと思う。

競技系の踊りとは、大会等で勝つことを目的とした踊りである。 その性質上、より高度な技術や表現を目指して、選手達は練習を積み重ねている。 結果は相対評価なので、ライバル達よりもいい踊りをしようと切磋琢磨する事で、より高いレベルに到達する選手が多い。

次に舞台系とは、観客に見て貰う事を目的とした踊りで、他人に見られると言う意味では競技に近い部分もある。 ダンスパーティーでよく行われているデモンストレーションや、舞台等で踊られているようなダンスで、競技よりも表現の自由度が高い。

最後の社交系というのが、ダンスホールやパーティーのダンスタイムでの踊りである。踊る事自体を楽しむのが目的という点が、他の2系統とは異る部分である。 初対面の相手と踊ることも多く、ステップも決まっていないので、リード&フォローが特に重要になる。

どの系統にもそれぞれの良さがあり、人によって興味を引かれる方向性は様々だ。闘争心に満ちあふれた競技志向のダンサーも居れば、まったりコミュニケーションとしてダンスを楽しみたい社交志向のダンサーもいる。

大切なことは、自分がやりたいダンスを踊れる場を見つけ、TPOにそぐわない踊りをしない事である。競技会で社交系のダンスを踊れば当然予選落ちするし、社交の場で競技系の踊りをすれば周りに迷惑をかけて事故に繋がりかねない。
色々な楽しみ方がある事を理解し、その場に適した踊りでダンスライフを満喫したいものである。 この記事の情報が皆様の素敵なダンスライフの一助となる事を祈りつつ、それではまた。

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