第七波 呑兵衛が通りますよ~っと

 どうも、コラムニストヨネモチこと、コラモチです。最初はコラモチに違和感がありましたが、人間慣れると怖いですね。短いのもいいのではないかと思ってしまう今日この頃です。
 さて、今回のタイトルである呑兵衛ですが、コラモチ、世にいう「酒の強者」というほどではないものの嗜む程度には好きです。若干飲むより飲まれているいるのではないか疑惑もありますが、多分事実です。
 そんなコラモチ、どんなお酒も好きなのですが最終的にどれを選ぶかといったらやっぱりビールです。暑い日も寒い日も、基本ビールはいつ飲んでも素晴らしく美味しいですね!
なお、好きな銘柄は「アサヒースーパードライできたてのうまさ実感パック」(何やら長い…昔は鮮度実感パックとか工場出荷三日以内っていうフレーズだったんです…)ですね。これは工場で生産されてから三日以内に出荷され販売経路に並ぶというもの。これを飲まずしてスーパードライを語るなかれ、と個人的に思うほど美味しいです!

ところでダンスのステップにも酔っ払い関係のステップっていくつかあります。例えばクイックステップの「ティプシー(Tipsy)」や、「ティープルシャッセ(Tipple Chasse)」、ジャイブで云えば「ドランクンセーラー(Drunken Sailor) 」ですね!
 例えば最初のティプシーは「ほろ酔い」、ティープルシャッセは「酒飲みシャッセ」、ドランクンセーラーに至っては「酒に飲まれている水夫」って事になりますから、この辺りを踊る人は全員呑兵衛となる訳です。

 もちろん各ステップのチョット面白い流れは「酔っ払い系」…だけじゃないにしても、独特の動きですよね。つまりよろけているような、タイミングに揺らぎがあるようなステップです。
 これらに共通すること、つまりクイックステップにしてもジャイブにしても「スウィング」を利用しているという事ですね。(はー、ようやくダンス関係のコラムっぽくなってきた!)
 クイックステップはもちろんムービングダンスですからスウィングがそのモーメントの中に組み込まれています。一方のジャイブはベースがジッターバグ(一般的に言うところのジルバの元となった踊り)ですが、様々な踊りが取り込まれており、中でもその名の通り「スウィング」も入っております。
 そしてヒップムーブメントも通常のキューバンモーションではなく「コントラヒップモーション」を用います。そこからあの独特なアクションが生まれてくるのですね~。

 そして、スウィングといえばこの曲「スウィングしけりゃ意味がない(It Don’t Mean a Thing, If It Ain’t Got That Swing)」を置いては語れないですね!かのジャズの巨人「デューク・エリントン」によって生み出されたこの曲は今でもジャズのスタンダードナンバーとして皆さんに、そしてダンスの愛好家に愛されています!

トニー・ベネットとレディー・ガガによる「スウィングしなけりゃ意味がない」
https://www.youtube.com/watch?v=LYfF9VKMp4w

 秋の夜長、お好きな飲み物を片手にジャズを聴きながらダンスに思いを馳せるのもいいですね。

 そして最後に映画「スウィングガールズ」から

「すべての人間は二種類に分けられる。スウィングする者としない者だ」

ダンスウェーブ公式コラムニスト
ダンスナビゲーション目黒

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