第6回 チャーター

ダンスホールマルコ 丸山良仁

最近のダンスホール、ダンスパブではチャーターという言葉をよく耳にする。

チャーターとはもともと、飛行機やバス、船などを貸し切って乗る意味の言葉だ。そこから転じて、お店のスタッフとは別に踊りの上手い人を雇い、何人かのグループでシェアして踊って貰うことをチャーターと言うようになった。雇われるダンサーへの報酬額は固定で、それをグループの頭割りで支払う事が多い。
店の入場料とは別に追加の料金がかかってしまうが、店の混み具合に関係なく安定して踊りたい相手に踊って貰えるというのは魅力的である。チャーターを生業とするダンサーもいて、ある意味では社交系ダンスのプロといえるかもしれない。

チャーターをするとき、皆でお菓子を持ち寄ることがある。個別包装されたお菓子を各自が持ちよって分け合うのだ。10人いれば10種類のお菓子を少しずつ食べられる。大体の場合はダンスタイムの休憩時間にお菓子のトレードが行われるのだが、テーブルの上にお菓子の山が出来ることになる。さながらピクニックのようだ。
誰かが「踊って消費したカロリー超えちゃうわ」と笑いを取るまでがテンプレートである。

最近では、競技会でプロのセクションに出ている選手もチャーターを請け負う事が増えてきている。競技会で応援していた憧れの選手に踊って貰えるとなると、それだけでもう楽しくないわけが無い。会いに行けるアイドルどころではなく、一緒に踊れるアイドルだ。

この記事の情報が皆様の素敵なダンスライフの一助となる事を祈りつつ、それではまた。

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