ただいま日本全国を覆っているのはコロナウイルスもそうですが、大寒波でございます。日本各地で多大な降雪を呼び起こし、実家のある新潟のほうでも歴史的な豪雪の模様です。ここ何年か正月に実家に戻るとほとんど雪が積もっていなかったりしたのですが、今年の降雪の状況はかなりパンチが効いているようです。
ほかにも、山陰や九州でも降雪がみられ、名古屋でも降ったとか…。エラいことになっております、日本列島。
あ、申し遅れました。コラムニストのヨネモチでございます!
さて、こう寒いと身体もカチンコチンですよね。そんな時はゆっくりとですね、身体と対話しながらクカラチャをするという…、いや、本当にクカラチャ効きますよ。ある意味で前回説明したダイナミックストレッチに相当すると思います。あ、前回のコラムをお読みでない方はぜひご覧くださいませ~!
さて、トレーニングっていうと色々なトレーニングの種類があります。俗にいう筋トレもあれば持久力トレーニング、バランストレーニングや最近ではHIITといったトレーニングもあります。
もちろん目的によってトレーニングは多岐にわたり、前回のストレッチも単純に柔軟性を高めるためだけではありません。今回は一般的なトレーニングにて身体にどの様な原理や原則があるのかをみていきたいと思います。あ、もちろんこのコラムはあくまでもダンスを愛する皆さまへ向けて書かせて頂いておりますが、ダンサーにもトレーニング大好き!または今のレベルを超えるためにちょっと違う事に挑戦したい!というご要望があるかと(コラモチ的には)思います。
ちょっと見ていってみましょう!
まずは三つの原理から見ていってみましょう。
1. 過負荷(オーバーロード)の原理
2. 可逆性の原理
3. 特異性の原理
の上記が原理となります。内容的にはそれぞれ以下の通りになります。
1.過負荷(オーバーロード)の原理
トレーニングにおいて何らかの効果を望む場合、普段生活している負荷よりも大きな負荷をかけなければならないという原理です。
例を挙げるとするならば、筋力を向上させる場合はより重いものでトレーニングしたり、柔軟性を向上させたい場合はより効果の高いストレッチをする、持久力をより付けたい場合は運動強度を高く設定するなどです。
2.可逆性の原理
トレーニングで得た効果というのは、そのトレーニングを止めてしまう事により徐々に失われてしまうという原理です。
例えば、そのトレーニング期間が長いとすると効果が失われている速度は遅くなり、逆に短期間で得た効果は失う場合も早くなります。また、長く継続しているトレーニング効果は何らかの事情により中断してもすぐには失われません。
3. 特異性の原理
トレーニングの効果は刺激した対象や部位、または運動によって特異的に向上するという原理のことです。
簡単に言えば、腹筋をすれば腹筋が、持久的な運動を行えば持久力が付くという事です。ただし、目的とする競技特性に沿うトレーニングでなければ効果は得にくいといえます。やはり、その競技に向けて分析を行い、必要な要素を抽出したうえで効果的なトレーニングを行う事が重要であるといえます。
と、書いてきましたが何となくお分かりいただけましたでしょうか?ダンサーの中には様々なトレーニングを行い、既にこういった知識の下に身体を作っている人もたくさんいると思います。
ですが、「ほ~、そんなことがあるのか?」とか「なんだか興味がわいてきたぞ!」という方がいたらぜひトレーニングをお勧めします。なぜならばちょっと違う視点で自分の身体に向き合う事が出来るからです。
という事で、次回はトレーニングの原則5つを見てみたいと思います!
さ~って、トレーニング、トレーニ…うっ、こ、腰が…
ダンスウェーブ公式コラムニスト
ダンスナビゲーション目黒 ヨネモチマサヒロ
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