第二十波 二十の波が通り過ぎますよ~っと

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 皆さま、いかがお過ごしでしょう…ダンスは踊られていますか?
 お陰様でコラモチも公式コラムニストとしてコラモってから20回という節目を迎えることが出来ました。わ~い!この場をお借りしまして、皆さまに厚くお礼をもうしあげます!

 緊急事態宣言が発令されておおよそ20日が過ぎました。とはいえ昨年の緊急事態宣言とは違い国民の多くが完全に自粛するような形ではなく、我々ダンス業界においてもほとんどのスタジオが様々な注意をしつつ営業を行っている次第です。
 いつになったらマスクのない状態でダンスが踊れる日が来ることなのやら…一日も早くその日が来ることを待ちわびているコラモチでございます。

 さて、ここ三回にわたってストレッチやトレーニングの基礎的な知識を書いてきましたが、やはり基本はダンスにあり!ですので、この辺りでやはりダンスに戻りたいと思います。でもトレーニングにも少し絡めたいところもありますので、どんな練習をすると効果的なのかをコラモチ的な視線で書いてみたいと思います。

 ダンスと一言でいいますが、我々の中で踊られているのはいわゆる社交ダンスと呼ばれる踊りです。もちろん、ボールルームダンスやラテンアメリカンダンスといった言い方もありますが、一般の人に伝えるにはやはり社交ダンスという言い方が一番伝わるかと思います。
 社交ダンスというと一般的には女性と男性が音楽を聴きながら、ホールドを組んで楽しく踊る…というのが通常のイメージです。もちろん、それが根底にあるのは間違いありません。でも競技ダンスやデモンストレーション、はたまたちょっと踊りを良く見せたり、より踊りを理解したり…そう思うとやはり練習は必要ですよね。

 それではどんなことを、どんな風に練習しているでしょう?

 通っている先生に教わったことをやっている

 雑誌などで書かれていることを試している

 動画などをみて好きなダンサーを真似てみる

 などなど、いろいろな方法があると思います。もちろんどれが良いとか良くないという事はなく、今の自分に必要な事、自分の段階に合っていること、これからの上達に向けて道筋か見える事が大切です。
 ですが、中でもこれを意識して練習すると良いと思うことが一つあります。

あ、分かりました?(え、だれに言っているの⁈)

そうです!(え、だれに答えているの⁈)

 まっすぐに立って移動することをまず意識的に練習することが大事だと、コラモチは思うんです!

 まぁ、当たり前ですよね、まっすぐに立つって。
 でも、意外にまっすぐに立っていない事が多いんですよね~、姿勢悪いことも含めて…。ましてや移動しようとすると人間は重心を移動させてから進もうとします。一番分かりやすい例を例えると、椅子に座っているところから立とうとするときです。人間、椅子から立ち上がる時は必ず頭を前に倒すことによって重心を移動させ、それから立ち上がります。これは人間である限り必ず行う動作です。
 もちろんここでいうまっすぐというのは重力に対して左右や前後にずれることなく、身体の各パーツが垂直に保てているという事です。

 もちろん前後左右に移動するには体幹の中での重心の移動は必ず行います。スタンダードのスイングをおこなったりする場合は重心の移動がさらに大きくなり、身体全体にスウェーが生まれてきます。が、最初からよれたり曲がったりする訳ではありませんね。ラテンアメリカンもまたしかりです。
 鏡を見ながら、もしくは先生に確認してもらいながら、はたまた動画などを撮影して自分がまっすぐに立てているか。そして身体をまっすぐに保ちながら安定して移動できているか確認しながら丁寧に踊ることが上達への大切な一歩だと思います。
 コラモチも練習時に動画を撮影して、それを見返してみるといつも心がへし折られます。それを乗り越えるときっと自分の体幹と重心の移動を感覚的につかみながら踊れる、ひいては自分のダンスの向上につながり、二人で踊る社交ダンスとしてのクオリティも高まってくること間違いなしです!
 ぜひ一歩進んだダンスを踊れるように挑戦してみませんか⁈

ダンスウェーブ公式コラムニスト
ダンスナビゲーション目黒 ヨネモチマサヒロ

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