第二十二波 私をスキーに連れてってって~っと

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 二月に入ってからも寒暖の差が激しく、体調を崩されている方も少なくないかと思いますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?コラムニストヨネモチです。
 今年は東北や北陸をはじめ各地で記録的な大雪に見舞われていますね。スキー場や雪にまつわる行事を行っている場所は例年であれば喜ばしい事であると思いますが、今年に限っては全く以てなんともやり切れない年であると思います。
 コラモチは一応雪国出身なのですが、ダンスを始めてからは残念ながらウィンタースポーツとは疎遠になってしまいました…。真っ白なゲレンデに行きたいっすね~。アイスバーンになった斜面ですっ転んで、外れて跳んだスキー板が顔面を直撃して大鼻血を出したのもいい思い出です。

 …と感傷に浸っておりますが、今回も前回に引き続き(ダンス的に)真っ直ぐに立った状態で、セトル(セトリング)した状態からラテラル(スウィング)しましょう!というところで終わっておりました。
 さぁ、ここまでは大丈夫でしょうか?感覚がうまくつかめない!でも知りたい!という方がいたらぜひダンスナ…ゴニョニョ…え~、ゴホン、頑張りましょう!
 実際にダンスにおいて体重をうまく足の上に乗せるという事が最も大切なポイントです。そして、この時に必ず「身体の引き上げ」と「送り足」を忘れないようにして下さいね。

 さて、セトルからラテラルへの展開が分かってきたら、いよいよ次は

「ローテーショナル(ローテーション)」

へとつながっていきます。前回セトルとラテラルがボールを中心とした横への体重移動でしたが、今度は縦への体重移動となってきます。
 ものの本(ISTD)によりますとローテーショナルとは

「ヒップは垂直な背骨の周りを回転する(回転の大きさは場合により変わる)」

と書かれています。

…うん、確かに。でも、実際にこの運動を分かっている人はこの説明でも伝わると思いますが、ちょっとピンとこないですよね。
 具体的に言うと踵へと体重を移動させていきます。これが先ほど言っていた縦への動きとなります。この際に足の外側に沿うように体重移動を行うとコロンと骨盤が回ってしまいます。ですので小趾丘から踵まで直線的に体重移動を行うのですね。

そうするとあら不思議、ヒップがきれいに角度を取りながら回っていくんです。(予定では)

前回のセトルからラテラル、そしてローテーショナル繰り返すことによって出来上がる運動が以前も話をした「キューバンモーション」となります。
 これらすべての動きがつながってくると、なめらかでありつつエッジの効いたヒップムーブメントが生まれてきます。
 もちろんヒップの動きはこれだけではありませんが、まずベースとなるのがこれらの動きとなりますので丁寧に、本当に丁寧に練習していってほしいですね。
 体重の移動、これは体重の上下への移動も含めて、はコネクションやボディのトーンに繋がってきます。ぜひぜひ前回と今回を合わせてトライしてみて下さいね。

ダンスウェーブ公式コラムニスト
ダンスナビゲーション目黒 ヨネモチマサヒロ

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