第二十七波 桜前線が通りますよ~っと

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 何という事でしょう!桜の開花宣言が3月14日に行われました。コラモチのスタジオのある目黒にも目黒川(っていうかそのまんまですが…)がありまして、毎年桜の時期にはエラい人出となります。
 近年は中目黒から目黒、そして五反田から大崎まで川沿いに桜を愛でる人が多くお越し下さり、それはそれは大変な賑わいです。
 とはいえど、今年は例年とは異なり、コロナの状況もありますからどうなんでしょう。早くたくさんの人が桜並木に集まれることを願っております。

 さて、一昨日にJCF主催の「ユニバーサルグランプリダンス選手権」が行われました。JBDFでも「神奈川ダンス選手権」が開催されました。他にもいくつか競技会が開催され、コロナ対策を十分に行ったうえで開催されていることと思います。
 でも試合をみていて気が付いたこと、というか、なるほど~、と思った点がいくつかありました。
 一番大きなポイントはマスクをしているが故に、顔を見てもどの選手か分からないことが多いという事です。当たり前のことですが、意識をしなくても観ている選手が誰なのか、踊りと顔と名前が一致するように覚えています。
 これがマスクをすると一気に認識力が落ちてしまいます。つまり名前と踊りと顔が一致しないことが少なからずあるんですね。踊りを見ていると(この選手は…)とか(さっきの選手は違う選手と勘違いしていた⁈)という認識の違いが出てきます。

 でも、例外があるんです。

マスクをしていても、一発でこの選手が誰なのか認識できることがあります。それは

 踊りで誰なのか分かる

という選手です。
 簡単に言うと、この特徴的な動きはきっと○○選手だ!とか、このムーブメントは××選手に違いない!と分かることです。
 特にほとんどのトップ選手は踊りや動き、もしくは作っている身体のポスチャーやシェイプが特徴的です。マスクをしていると当然ながら顔の表情を作ることで魅せるという事が出来ません。
 むしろ、踊りの本質である

身体を使って表現する

という事が最も求められます。これがトップに来る選手ほど明確に見せてくれます。ですから(あのホールドからこんなスウィングはこの選手に違いない!あ、やっぱり!)とか(このストロングなポスチャーはきっと…さすがだ!)みたいになる訳です。

 つまり、自分の特徴を明確に認識して、それを強みとしてしっかりと外に向けて表現出来るかどうかという事が選手にとって非常に大切な事であると、今回のコロナ下における競技会で改めて認識しました。
 競技に臨む皆さまにも、ぜひ「自分のスタンス」を確立できるように頑張ってくださいね!

ダンスウェーブ公式コラムニスト
ダンスナビゲーション目黒 ヨネモチマサヒロ

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